ごあいさつ

取組代表者

情報科学研究科 研究科長 松本健一
 
 産業や社会を支える基盤技術として、その重要性が叫ばれてきたIT(情報処理技術)。昨今では、ITは”あたりまえの技術”として、まるで空気のようにあらゆる領域に組み込まれています。さらに、SNSなどがもたらす社会コミュニケーションの変化、映画や出版のあり方への大きな影響、そして、スマートグリッドによる電力管理とライフスタイルの変化といったように、今後は、あらゆる問題領域、様々な技術との複合的な関係の中でITを語ることが求められています。このように、今日のITは、社会を語る上での前提となる技術であり、しかも、複合的な問題や技術を束ねて解決する役割も求められています。従って、これからのIT技術者には、ひとつの分野に軸足を置いたスペシャリストであることに加え、大局的な視点で技術を語ることができ、利害関係者と調整をとりながらチームを率いて実社会の問題を解決できる能力が求められます。
 奈良先端科学技術大学院大学では、このような人材を「マルチスペシャリスト」と定義し、国内外の有望な人材を幅広く受入れてマルチスペシャリストとして育成するためのプログラム「IT-Triadic」を構築しました。“Triadic”とは、「3つの」という意味です。音楽では「3和音」と呼ばれます。3つの音の組み合わせによってさまざまな美しい和音が構成されるように、実社会の様々な問題に対して複合的な視点を持つことができるマルチスペシャリストを育成することを意味しています。

Cloud Spiral科目の講義・演習の区別について

大阪大学実施のCloud Spiral科目においては、講義・演習の区別が明示されていませんが、本学では下記のように区別して単位認定を行います(いずれも専門科目として認定されます)。

  • クラウド開発基礎(2単位)→講義科目
  • クラウド基礎PBL(1単位)→演習科目
  • クラウド開発応用(1単位)→講義科目
  • クラウド発展PBL(2単位)→演習科目
  • クラウド開発演習(2単位)→演習科目

以上。

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